スムスのノート

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スペシャルウェポンの回転率の話

この記事はVer.5.1.0の頃に書かれています。

スペシャル必要ポイントとスペシャル増加量アップとガチマッチのスペシャル自動増加の観点からスペシャルの回転率について書いています。

 

 

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目次

1. 前置き

2. ガチマッチのスペシャルゲージ自動増加について

- 2.1. 各ルールのスペシャル自動増加条件

- 2.2. スペシャルゲージ自動増加とスペシャル増加量アップを合わせた場合の仕様

- 2.3. スペシャル必要ポイント毎の各ルールのスペシャルゲージ自動増加のもらえる割合

3. まとめ

 

 

1. 前置き

スペシャル必要ポイントとスペシャル増加量アップでポイントを調整をするのはよくあることだが、個人的に変な調整をしている人がいると感じたので書いてみようと思う。

本記事でのスペシャル増加量アップの効果は、

mntone.minibird.jp

を参照させていただきました。 

 

一例として、パブロ・ヒューについて書いてみる。

2020年4月22日に配信される更新データVer.5.2.0にてパブロ・ヒューのスペシャル必要ポイントが160Pから180Pに変更されることから、Ver.5.2.0のパブロ・ヒューにスペシャル増加量アップをサブ5を付けて 159.25P塗ればスペシャルが溜まるようにすれば同じように運用できると思っている人がいるが、これはナワバリにおいてはかなり近い運用はできるものの、ガチマッチでの運用をするのであれば微妙である。今回はそれについて書いていこうと思う。

 

 

 

2. ガチマッチのスペシャルゲージ自動増加について

ガチマッチにおいて微妙になる理由は、ガチマッチのスペシャルゲージ自動増加の仕様を勘定に入れることが抜けているからである。 

 

2.1 各ルールのスペシャル自動増加条件

まずは、ガチマッチの各ルールのスペシャルゲージ自動増加の条件とその増加ポイントを記載していく。

 

ガチエリア

1. ガチエリアを確保されているチームのスペシャルゲージが毎秒4.5P増加

2. お互いのチームがガチエリアを確保していない場合、カウントが負けているチームのスペシャルゲージが毎秒1.5P増加

 

ガチヤグラ

1. ガチヤグラを確保しているチームのスペシャルゲージが毎秒4.5P増加

2. お互いのチームがガチヤグラを確保していない場合、カウントが負けているチームのスペシャルゲージが毎秒2.25P増加

 

ガチホコ

1. ガチホコを確保されているチームのスペシャルゲージが毎秒3P増加

2. お互いのチームがガチホコを確保していない場合、カウントが負けているチームのスペシャルゲージが毎秒3P増加

 

・ガチアサリ

1. ガチアサリを片方のチームのみが保持している場合、ガチアサリを保持しているチームのスペシャルゲージがが毎秒3P増加

2. ガチアサリをお互いのチームが保持していない場合、カウントの負けているチームのスペシャルゲージが毎秒3P増加

3. ガチアサリをお互いのチームが保持しており、カウント差がついている場合、負けているチームのスペシャルゲージが毎秒3P増加

 

 

2.2. スペシャルゲージ自動増加とスペシャル増加量アップを合わせた場合の仕様

前節でスペシャルゲージ自動増加の仕様を説明したが、ここにスペシャル増加量アップを合わせた場合はどうなっているかを記述する。

合わせた場合は、下記の検証動画の通りガチマッチのスペシャルゲージ自動増加には、スペシャル増加量アップの効果は適用されない。

youtu.be

 

故に、スペシャル増加量アップのことを考慮すると、ガチマッチのスペシャル自動増加は厳密には、毎秒nP増えるではなく、

毎秒 (もらえるポイント/スペシャル必要ポイント)%スペシャルゲージが溜まる、

と考えた方が良いと思われる。

 

2.3. スペシャル必要ポイント毎の各ルールのスペシャルゲージ自動増加のもらえる割合

以下はスペシャル必要ポイント毎の各ルールのスペシャルゲージ自動増加のもらえる割合である。

 

スペシャル必要ポイント ガチエリア 確保されている ガチエリア お互い未確保 カウント負け ガチヤグラ 確保している ガチヤグラ 未確保 カウント負け ガチホコ 確保されている ガチホコ 未確保 カウント負け ガチアサリ 自チームのみ ガチアサリ ガチアサリ お互いガチアサリなし カウント負け ガチアサリ 自チームにガチアサリあり カウント負け
150 3.00% 1.00% 3.00% 1.50% 2.00% 2.00% 2.00% 2.00% 2.00%
160 2.81% 0.94% 2.81% 1.41% 1.88% 1.88% 1.88% 1.88% 1.88%
170 2.65% 0.88% 2.65% 1.32% 1.76% 1.76% 1.76% 1.76% 1.76%
180 2.50% 0.83% 2.50% 1.25% 1.67% 1.67% 1.67% 1.67% 1.67%
190 2.37% 0.79% 2.37% 1.18% 1.58% 1.58% 1.58% 1.58% 1.58%
200 2.25% 0.75% 2.25% 1.13% 1.50% 1.50% 1.50% 1.50% 1.50%
210 2.14% 0.71% 2.14% 1.07% 1.43% 1.43% 1.43% 1.43% 1.43%
220 2.05% 0.68% 2.05% 1.02% 1.36% 1.36% 1.36% 1.36% 1.36%

 

 

3. まとめ

2.3.説の表を見てもらえればわかるように、スペシャル必要ポイントが160Pから180Pへ変更されるということの意味することは、

1. 塗らなければならないポイントが20P増加する

2. ガチマッチでのスペシャルゲージ自動増加で毎秒もらえるポイントが (160/180 = 0.8888... ≒ 0.89) に落ちる

ということである。

故に、スペシャルゲージの自動増加を考慮に入れた場合、スペシャル必要ポイント180Pのブキにスペシャル増加量アップサブ5をつけてスペシャル必要ポイント159.25Pにしても、ガチマッチにおいてはスペシャル必要ポイント160Pとはスペシャルゲージ20P分の自動増加の差(160/180=0.8888.. ≒ 0.89)があるため同じ速さで溜めることはできないので、注意が必要である。

ガチマッチで近い頻度でスペシャルを回すには、スペシャル使用してから即座に倒されることが多い場合は同じポイントになる以上にスペシャル増加アップを付ける、スペシャルを貯めている最中やスペシャル使用中に倒されることが多い場合はスペシャル減少量ダウンを付けることが必要になると思う。

また、根本的にスペシャルに頼る頻度を下げた別の戦法に変えることも一つの策であると思われる。

 

 

4. 感想

スペシャルの回転率に関しては、体感で調整する以外に数値を見て調整すること自体は良いことだと思うが、スペシャルゲージの自動増加の仕様が抜けていると上手くいかないことが多いので注意する必要があると感じた。

Ver.5.1.0のパブロ・ヒューはスペシャル必要ポイントが160Pのためスペシャルゲージの自動増加の恩恵を大きく受けて、非常に高いスペシャル回転率を誇っていたが、スペシャル必要ポイントが180Pに変更されるとどのくらい変わるのかは気になる点である。

 

 

誤字や間違い等があれば、指摘していただけると嬉しいです。

 

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最終更新日 2020年4月19日