自身のガチマッチの体験と苦悩
この記事はVer.5.0.0の頃に書かれています。
自身のガチマッチの体験と不満を書いた記事です。
私は5ヶ月前にガチマッチのマッチングシステムの記事を書きました。
それ以降この4か月間に時々ガチマッチをプレイし、2ルールがウデマエX到達、残り2ルールもS+4、S+6と比較的安定して上げることができました。
しかし、効率的にウデマエを上げてウデマエXになることを目的にした場合に、問題に直面し、苦悩しているので、自身も反省も兼ねてこの記事を書くことにしました。
ガチマッチのウデマエ上げるために自身が行ったこと
1. ガチマッチのウデマエメーターが割れる仕組みを知る
ウデマエメーターの割れる仕組みはゲーム内では明らかにされていない上に、知らないと理不尽に感じる要素だと私は思う。
そこでウデマエメーターに調べたところ、以下の記事を書いている人がいた。
短くまとめられているので、この記事を読むのを中断して是非読んで欲しい。
この記事の内容から考えると、S+のガチマッチでは、
・ウデマエメーターはウデマエが降格してからウデマエ昇格するとゲージ0からスタートだが、ウデマエキープすると持っていたゲージの40%引き継がれるため、ゲージを破壊する場合はウデマエキープを維持する方がウデマエを上げやすい
・勝率60%以上あれば絶対にウデマエキープができる
・勝率73.4%以上あれば絶対にウデマエ昇格ができる
ということになる。
逆にいえば、勝率50%では運が悪いとウデマエ降格する可能性がある。
つまり、片方ステージは安定して勝てるが、片方のステージで露骨に負ける場合は、ステージ運要素が強く、ウデマエキープが安定しにくいため、ウデマエ昇格には不向きである。
2. ガチマッチのマッチングのチーム分けの仕組みを知る
これは自分でガチマッチをプレイしながら調べて記事を書きました。
このマッチングシステムの記事を書いてガチマッチのマッチングを把握した上で、ガチマッチで使いにくいブキと使いやすいブキがあることに気づきました。
ガチマッチで使いにくいブキ
1. 被ると弱いブキ
例えば、スペシャルウェポンがインクアーマーやハイパープレッサーのブキはチーム内に1人いるのは強いが、2人いてもあまり強くはなく編成事故になりやすい。
また、チャージャー種のように特定の位置以外は機能しにくいブキも使いにくい。チャージャー種が2人以上いてもポジション被りが起こってしまい編成事故になりやすい。
一応、同ブキ種に関しては一部屋に3人以上いなければ同じにチームにはならないため多少マシであるが、スペシャルウェポンに関しては被らない配慮はなく(仮にあっても優先順位は非常に低い)編成事故になりやすい
2. サポート寄りのブキ
スパッタリーやスパイガジェットベッチューのような射程短めで味方の前衛をサポートするようなブキは編成事故が起こりやすくて、扱いにくくなりやすい。
これらのブキは射程が短いため、両チーム全体の射程を均等化しようとするガチマッチの編成システムから、真っ先に味方にくるのはチャージャー種やハイドラントのような極長射程のブキでスプラシューターコラボやプライムシューターベッチューのような前中衛シューターのようなブキではないからである。
実際に使うと、スパッタリー、ボールドマーカー、オーバーフロッシャー、スプラスコープのような前中衛のアタッカーのブキがぽっかり空いた編成になって困ることが多発するため安定した活躍が難しい。
このため、これらのブキを勝率重視で使うのは、味方サポートだけでなく単体でも十分に強い場合に限定されてしまいがちである。
3. 尖った性能のギア構成のブキ
例えば、モンガラキャンプ場のガチホコでは、ヒト移動速度アップが非常に強いのでヒト移動速度アップを多めに付けたいが、反対側のステージではそうでもないため、イマイチ強くないことが多い。
このためこういったギア構成のブキの場合は、反対側のステージも同じギア構成で強いという場合に限定されがちである。
ガチマッチで使いやすいブキ
多くのステージで活躍しやすく、前衛中衛後衛の複数のポジションを担当できるブキ
例えば、ガチエリアではL3リールガンやクーゲルシュライバー・ヒューのようなブキが強力である。
L3リールガンは中衛くらいの塗りを得意とするブキであるが、メイン性能アップによる疑似確3キルと高回転のイカスフィアを絡めることで前衛も担当できるため、前衛が編成で不足しても自身でカバーできるため編成事故になりにくく、安定した活躍ができる。
クーゲルシュライバー・ヒューは短射程モードで圧倒的キルタイムと塗りを兼ねた中衛の担当が主だが、長射程モードで後衛の位置から一方的なキルとることもできるため、後衛が不在で不利になるステージを緩和しつつ、後衛ブキが味方に来ても中衛ブキとしての役割が実行できるため編成事故になりにくく、安定した活躍できる。
このようなブキを使うと安定しやすい。
Xランキングで多くのプレイヤーが使用しているブキは各ルールにおけるこういったブキが多い。
私自身が実際に使用したブキ
私は元々すべてのブキでチョーシボチボチを終えているくらいは一通りのブキを使用していたため、勝率を重点に置いて使用ブキを選択をした。
※ 書いているブキは実際に使用したブキの一部です。実際には使用してやめているブキが多々あります。
1. 使用ブキを絞るため各ルールで汎用性の高いブキを使う
ガチエリア L3リールガン
ガチヤグラ スクリュースロッシャーベッチュー
ガチホコ スプラシューターコラボ
ガチアサリ ホクサイベッチュー
これらのブキは各ルールで最優先で使用したブキである。
これらのブキは1ヶ月のステージの半分以上のステージでは活躍ができることが多く、出番が安定しやすい。
しかし、1個のブキで23ステージを安定させるのは厳しいので、他のブキも使用することにした。
2. 汎用性が高く1のブキでは苦手なステージを補完するブキ
クーゲルシュライバー・ヒュー、パラシェルター
プライムシューターベッチュー、スプラローラーコラボ
L3リールガンD、N-ZAP89、スプラマニューバーベッチュー
ガチアサリ
スプラローラーコラボ、スパイガジェットソレーラ、L3リールガンD
これらは1.のブキには劣るもののまだまだ汎用性が高く、月の8ステージによっては1.のブキより多く使用することがある。
特にガチアサリは月によってブレやすい印象である。
このあたりまでは積極的にガチマッチで使用しやすいブキである。
3.一部ステージでは1.、2.より強いブキ
ヴァリアブルローラーフォイル、ヒッセン
ラピッドブラスターデコ、ノーチラス47
スパッタリー、バレルスピナー
ガチアサリ
クーゲルシュライバー・ヒュー、L3リールガンベッチュー、パーマネント・パブロ
これらのブキは明確な強いステージがあるのだが、編成事故がやや起こりやすく、同時に苦手ステージも結構多いと感じるブキである。
ガチマッチだけを重点に置くと使用する価値が大きく下がるのが難点。
例えば、ガチエリアのヴァリアブルローラーフォイルはガンガゼやコンブ、アジフライでは縦振り連打だけでも相手に強烈な圧力がかかるため非常に強力だが、チョウザメなどでは簡単には勝てず、ガチマッチでは安定して運用しようとすると活躍するステージの組み合わせがかなり限定されて出番が少なくなりやすい。
一方で、先にステージが決定し、味方の編成が確認できるプライベートマッチでは明確に出番があるためとても重宝しているブキである。
4.一部の2ステージの組み合わせで使うブキ
スプラマニューバーベッチュー
スクリュースロッシャー
ガチマッチでは時々出番があるが、プライベートマッチではほとんど出番がないブキ。
ガチマッチの2ステージ制の恩恵を受けるブキだが、後述する理由からこれらはほとんど使用しなくなった。
この他にも、あらゆる組み合わせに対応できるように使用ブキを広げようとしてみたが1ヶ月につき各ルール28の組み合わせがあり、それら全てに対応できるように使用ブキを増やし、かつ、それらのブキを同等に使えるようにするのはギアの準備も含めて膨大なプレイ時間が必要で労力が尋常ではなく、勝率は伸びなかった
現在の自分の苦悩
苦悩1
使用ブキの得意不得意ステージが混じる場合がある。
この時にガチマッチに潜ると勝率がステージの引きに左右されやすくて安定しない。
両方とも自分の使用ブキが得意かまあまあ勝てるステージの時だけガチマッチをプレイすることに限定すればこの問題は回避できる。
苦悩2
編成運が大きすぎるルールステージは使用するブキが大きく制約される
例
アロワナエリア、モンガラエリア、デボンエリア、モンガラホコ など
これらのステージは超射程ブキが片方のチームにだけいると、いない側のチームが露骨に不利になりやすく編成負けしやすいステージである。
対策としては、いないと困るブキを自分が使用することで編成負けする確率を軽減できる。
例えば、アロワナエリアの場合はジャンプビーコンや超射程のブキがいないと不利だが、自分がクーゲルシュライバー・ヒューを使えば不足することはなくなる。しかし、裏を返せば自分がクーゲルシュライバー・ヒューを強要されてしまっており、反対側のステージがBバスやザトウのように苦手ステージだった場合、ステージ運が絡むことになり、ガチマッチをプレイしなくなる。
苦悩3
得意なブキが両極端な2ステージの組み合わせの時に安定して勝てない
これが一番頭を悩ませている
例
ショッツルヤグラとモンガラヤグラがステージの組み合わせ
S+のガチヤグラで人気の3ブキとして
プライムシューターベッチュー、スプラローラー、ハイドラントカスタムを想定する。
ショッツルヤグラはスプラローラーのような曲射が得意で攻撃的なブキが強く、モンガラヤグラはハイドラントカスタムのような射程の圧力が強いステージである
しかし、スプラローラーはモンガラヤグラで弱く、ハイドラントカスタムはショッツルヤグラで弱いため一筋縄ではいかない
個人的な印象としては、この3種のそれぞれステージの活躍しやすさは
ショッツル
スプラローラー > プライムシューターベッチュー > ハイドラントカスタム
モンガラ
ハイドラントカスタム > プライムシューターベッチュー > スプラローラー
という印象である。
勝率60%を狙うならば、私ならばこの中ならプライムシューターベッチューを使用するだろう。
私自身の使用ブキの中では、
ショッツルヤグラはスクリュースロッシャーベッチュー
モンガラヤグラはラピッドブラスターデコ
を使いたい。
しかし、スクリュースロッシャーベッチューはモンガラヤグラで勝ちにくく、ラピッドブラスターデコはショッツルヤグラで勝ちにくいため安定して勝ちにくい。
私は4.のブキのスクリュースロッシャーを使用した。
ショッツルヤグラは少し辛くなったが、ハイパープレッサーでモンガラヤグラがある程度楽になったため、両方のステージそれなりの活躍ができた。
…このブキ選択自体は悪くなかったのだが、勝率は安定できなかった。
その原因は、
ショッツルヤグラ目当てでスプラローラーを持ってきたり、モンガラヤグラ目当てでハイドラントカスタムを持ってくるプレイヤーが大量にいるためである。
彼らは得意でないステージのことが頭に入っていないのか、得意ステージを引き続ければ勝てるという好都合なことだけを考えているのか、単純にステージの特徴を把握していないのかわからないがこれらのブキを持ってくる。
だが、スプラローラーはモンガラヤグラでは上手く機能しないし、ハイドラントカスタムはショッツルヤグラでは上手く機能できず、多くの場合でこれらのプレイヤーは悲惨な結果になっている。
このため、ショッツルヤグラでスプラローラーを味方に引きハイドラントカスタムを味方に引かない、モンガラヤグラではハイドラントカスタムを味方に引きスプラローラーを味方に引かない味方運ゲーが発生するのである。
これは非常に厄介で、特定のブキが誰もいないと困る場合は苦悩2のように自分の使用ブキを変えることによって編成事故率を軽減できるが、1人でも味方に引くと事故になるというのは来ないことを祈る以外の対策は存在しないのである。
自身のプレイヤースキルを上げれば、この組み合わせで上手く活躍できないブキを味方に引いた場合でも勝てるようになり勝率60%くらいは出せるようになるだろうが、その頃にはもっと他のステージで勝てるため、結局はこういう場合はガチマッチをプレイしない方がウデマエを上げる効率が良くなってしまうのである。
まとめ
ウデマエを上げることを重点に置いた結果、特定のルールステージ以外を潜らない方がウデマエが短時間で上がるため、ウデマエを上げるために3.のブキを使用する機会を大きく限定することになり、一部ステージの組み合わせのガチマッチをプレイしなくなってしまった。
個人的な願望としては、プライベートマッチのようにステージ決定→味方のブキを見ながら自分の使用ブキとギアを決定できれば、3. のような長所が尖ったブキやギア、ブキ被りや後衛不足で困るステージも安定しやすく、現在ガチマッチでは活躍し辛いブキをを使用する機会が増えるのではないだろうかと思う。
次回作では、即席チームを作るモード以外にこういうモードもあると個人的には嬉しいです。
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最終更新日
2019年9月22日